飲み会で太らない完全ガイド

飲み会で太らない完全ガイド

居酒屋メニューのカロリー・おつまみの選び方で飲み会を乗り越えよう【2026年最新】

たべなびの栄養データベースに基づく情報です

最終更新: 2026年3月19日

「ダイエット中なのに飲み会のお誘いが...」「断れない付き合いの飲み会で毎回リバウンド」――ダイエッターにとって飲み会は最大の敵と言っても過言ではありません。

実際、飲み会1回で摂取カロリーが2,000〜3,000kcalに達することも珍しくありません。これは成人男性の1日分のカロリーに相当します。しかし、お酒やおつまみの選び方次第で、飲み会のカロリーを半分以下に抑えることが可能です。

この記事では、お酒のカロリー比較からおつまみの選び方、飲み会前後のテクニックまで、飲み会で太らないための完全ガイドをお届けします。

居酒屋のカウンターに並ぶビールやカクテルのグラス

飲み会はダイエットの大敵?アルコールと体脂肪の関係

まずは飲み会がなぜ太りやすいのか、そのメカニズムを理解しましょう。原因はアルコールだけではありません。

アルコールの「エンプティカロリー」の真実

アルコール1gあたりのカロリーは約7kcal。これはタンパク質・炭水化物(4kcal/g)より高く、脂質(9kcal/g)に近い数値です。「エンプティカロリーだから太らない」という説がありますが、これは半分正解で半分不正解です。

アルコール自体は体脂肪にはなりにくいものの、アルコールの代謝中は脂肪の分解がストップします。つまり、お酒と一緒に食べた脂っこいおつまみの脂質がそのまま体脂肪として蓄積されやすくなるのです。

飲み会で太る3つの原因

1

アルコールによる食欲増進効果

お酒を飲むと脳の食欲中枢が刺激され、普段より食べ過ぎてしまいます。「シメのラーメン」が食べたくなるのはこのためです。研究では、アルコール摂取により食事量が平均で約30%増加するという報告もあります。

2

脂質代謝の低下

肝臓がアルコールの分解を優先するため、脂質の代謝が後回しに。同じ食事でも、お酒と一緒だと体脂肪になりやすくなります。

3

おつまみの高カロリー

唐揚げ、フライドポテト、ピザなど、居酒屋の定番おつまみは高脂質・高カロリーのものが多い。さらに長時間のダラダラ食べで摂取量が増えがちです。

「飲み放題」は最大のリスク

飲み放題だと「元を取ろう」という心理が働き、普段より飲酒量が増えます。ビール5杯(約1,000kcal)+おつまみで合計2,500kcal超えになることも。飲み放題でも「3杯まで」と自分ルールを決めるのが鉄則です。

お酒のカロリー徹底比較|ダイエット中に選ぶべきお酒は?

同じ「1杯」でもお酒の種類によってカロリーは大きく異なります。ハイボールと生ビールでは1杯あたり約100kcalの差があります。

お酒の種類1杯の目安量カロリー糖質
★ ハイボール350ml約70 kcal0g
焼酎(ロック)シングル60ml約85 kcal0g
ウーロンハイ350ml約95 kcal0g
赤ワイングラス125ml約90 kcal1.5g
白ワイングラス125ml約88 kcal2.0g
レモンサワー350ml約110 kcal3.5g
生ビール(中)350ml約145 kcal10.9g
日本酒(1合)180ml約190 kcal6.5g
梅酒ロック90ml約140 kcal18.6g
カシスオレンジ350ml約180 kcal24.0g

ダイエット中のベストドリンクは「ハイボール」

ハイボールは1杯約70kcalで糖質ゼロ。ウイスキーを炭酸水で割っているだけなので、余計な糖質がありません。3杯飲んでも210kcalと、生ビール2杯分以下。ダイエット中のお酒はハイボール一択と言っても過言ではありません。

生ビールを飲む場合の対策

「それでもビールが飲みたい!」という方は、最初の1杯だけ生ビール、2杯目からハイボールに切り替えるのがおすすめです。最初の1杯のビールで満足感を得て、その後は低カロリーなハイボールでペースを作りましょう。

また、ビールを飲むなら「中ジョッキ(約350ml・145kcal)」で止めること。大ジョッキ(約700ml・290kcal)にすると一気にカロリーが倍増します。

居酒屋で選ぶべきおつまみBEST10

お酒の選び方と同じくらい重要なのがおつまみ選び。高タンパク・低脂質のおつまみを選ぶことで、飲み会のカロリーを大幅に抑えられます。

1

枝豆

約135kcal / P11.7g / F6.2g / C8.8g(1皿約100g)

居酒屋おつまみの王道にして最強のダイエットメニュー。タンパク質11.7gで脂質6.2gと栄養バランスが抜群。食物繊維も豊富で満腹感が持続します。飲み会開始直後に必ず注文しましょう。

2

刺身盛り合わせ

約180kcal / P28.6g / F5.8g / C1.2g(5切れ盛り)

圧倒的な高タンパク・低脂質。まぐろ赤身・サーモン・鯛・イカ・たこなど、どの魚介を選んでも低カロリーです。特にまぐろ赤身は100gあたり125kcal/P26.4g。醤油のつけすぎだけ注意しましょう。

3

焼き鳥(塩)

約80kcal / P12.4g / F3.2g / C0.2g(もも・1本)

1本約80kcalで高タンパク12.4g。タレより塩を選ぶのがポイント。タレは砂糖が多く、1本あたり約15kcal上乗せされます。もも・むね・ささみがおすすめ。皮は1本約160kcalと高カロリーなので避けましょう。

メニューカロリーPFC
4位:冷奴おすすめ80 kcal7.0g4.2g2.8g
5位:海藻サラダおすすめ45 kcal1.8g0.4g8.6g
6位:だし巻き卵128 kcal10.2g8.6g2.4g
7位:たこわさおすすめ62 kcal10.8g0.8g2.6g
8位:もずく酢おすすめ28 kcal0.6g0.2g5.8g
9位:砂肝焼き94 kcal14.6g3.8g0.2g
10位:漬物盛り合わせおすすめ35 kcal1.2g0.2g7.4g

「最初の注文」がカロリーを左右する

飲み会の最初に「とりあえず唐揚げ!」ではなく、「とりあえず枝豆・冷奴・海藻サラダ!」と注文しましょう。最初に低カロリーなおつまみで空腹感を和らげておくと、その後の食べ過ぎを防げます。さらに食物繊維を先に摂ることで血糖値の急上昇も抑えられます。

枝豆や刺身などヘルシーな居酒屋おつまみが並ぶテーブル

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絶対避けるべきおつまみワースト5

居酒屋の定番おつまみには1品で500kcalを超える危険なメニューが潜んでいます。以下の5品はダイエット中は絶対に避けましょう。

飲み会の地雷おつまみ TOP5

  • 1位:フライドポテト(約420kcal / F22.8g) ─ 炭水化物+脂質の最悪コンビ。塩気でビールが進み、さらにカロリーが増える悪循環に。
  • 2位:鶏の唐揚げ(約380kcal / F24.6g・5個) ─ 揚げ衣が油を大量に吸収。「みんなで食べるから」と油断して4〜5個食べると400kcal近くに。
  • 3位:ピザ(約550kcal / F26.4g・1/2枚) ─ チーズ+生地で高カロリー・高脂質。1切れで約180kcal、2〜3切れ食べると一瞬で500kcal超え。
  • 4位:焼きそば・焼きうどん(約480kcal / F18.2g) ─ 炭水化物の塊。ソースの糖質も加わり、シメに食べると致命的。
  • 5位:締めのラーメン(約500kcal / F18.6g) ─ 飲み会の最後に炭水化物+脂質を摂るのは最悪のパターン。深夜の食事は体脂肪として蓄積されやすい。
おつまみカロリータンパク質脂質炭水化物
フライドポテト420 kcal4.8g22.8g52.4g
唐揚げ(5個)380 kcal22.4g24.6g16.8g
ピザ(1/2枚)550 kcal18.6g26.4g58.2g
焼きそば480 kcal12.4g18.2g64.6g
締めラーメン500 kcal16.8g18.6g62.4g

唐揚げの代わりに「焼き鳥」を

「揚げる」を「焼く」に変えるだけでカロリーは半分以下に。唐揚げ5個(380kcal)の代わりに焼き鳥3本(240kcal)を選べば、タンパク質はほぼ同等で脂質を大幅カットできます。

飲み会前・中・後の3段階テクニック

飲み会で太らないためには、飲み会の「前」「中」「後」それぞれで対策を打つことが重要です。

STAGE 1:飲み会「前」の準備

1

昼食は高タンパク・低脂質にする

飲み会がある日の昼食は、鶏むね肉やプロテインドリンクなど高タンパク質の食事を。空腹で飲み会に行くと食べ過ぎるので、適度な量を食べておきましょう。

2

飲み会の30分前にプロテインを飲む

プロテイン1杯(約120kcal・P24g)を飲んでおくと、空腹感が和らぎ食べ過ぎを防げます。さらにタンパク質の摂取量も確保できて一石二鳥です。

3

水を500ml飲んでおく

水分を事前に摂っておくことで、お酒の飲みすぎを防止。アルコールによる脱水も軽減でき、翌日のむくみ予防にもなります。

STAGE 2:飲み会「中」のテクニック

1

最初の注文は「枝豆・サラダ・冷奴」

食物繊維とタンパク質を先に摂ることで、血糖値の急上昇を防ぎます。最初の15分は低カロリーおつまみで様子を見ましょう。

2

お酒はハイボールをベースに

1杯目のビールの後は、ハイボール(約70kcal)に切り替え。3杯飲んでも210kcalです。焼酎のお茶割り(約85kcal)もおすすめ。

3

「お酒1杯 = お水1杯」ルール

お酒1杯飲むごとにお水を1杯飲むと、飲酒ペースが自然と落ち、総摂取カロリーが抑えられます。二日酔い防止にも効果的です。

4

メインは焼き鳥(塩)・刺身を中心に

高タンパク・低脂質のおつまみを中心に注文。揚げ物が来ても「1個だけ」と決めておきましょう。

5

シメの炭水化物は絶対NG

ラーメン・お茶漬け・焼きおにぎりなどのシメは500kcal超。どうしても食べたい場合は、お茶漬け(約230kcal)が最もマシな選択です。

STAGE 3:飲み会「後」のリカバリー

1

帰宅後は水をたっぷり飲む

アルコールの分解には水分が必要。500ml〜1Lの水を飲んでから寝ましょう。むくみ防止と二日酔い対策になります。

2

翌朝は軽めの食事+運動

翌朝はプロテイン+バナナ程度の軽めの食事にし、可能であれば30分のウォーキングを。消費カロリーを増やし、前日のカロリー超過をリカバリーします。

3

翌日の食事で調整する

飲み会翌日の昼食・夕食は合計800kcal以下を目安に。サラダチキンやプロテインなど高タンパク・低カロリーの食事で1日のカロリーをコントロールしましょう。

「週末の飲み会」は金曜日がベスト

土曜日に飲み会があると日曜日がリカバリーで終わってしまいますが、金曜夜の飲み会なら土日2日間でリカバリーが可能。飲み会の日程を選べるなら、金曜日を推奨しましょう。

チェーン居酒屋のダイエットメニュー

チェーン居酒屋は栄養成分が公開されているため、事前にカロリーを確認して注文計画を立てられるのがメリットです。主要チェーンのおすすめメニューを紹介します。

鳥貴族のおすすめメニュー

全品370円均一の鳥貴族は、焼き鳥が充実していてダイエット向き。もも貴族焼(塩)は1本約80kcalで高タンパクです。

メニューカロリーPFC
もも貴族焼(塩)おすすめ80 kcal12.4g3.2g0.2g
むね貴族焼(塩)おすすめ65 kcal14.2g1.4g0.2g
ささみ(塩)おすすめ48 kcal10.8g0.6g0.1g
砂ずり(塩)56 kcal12.2g1.2g0.1g
キャベツ盛りおすすめ28 kcal1.4g0.2g5.6g

鳥貴族のダイエットモデルプラン

ハイボール3杯(210kcal)+ むね貴族焼2本(130kcal)+ もも貴族焼2本(160kcal)+ キャベツ盛り(28kcal)+ 枝豆(135kcal)= 合計約663kcal。お腹も満足しながらカロリーを抑えられる理想的なプランです。

その他チェーン居酒屋の低カロリーおつまみ

メニューカロリーPFC
【和民】枝豆おすすめ138 kcal11.2g6.4g9.2g
【和民】冷奴おすすめ85 kcal7.2g4.6g3.2g
【魚民】まぐろ刺身おすすめ92 kcal18.4g1.2g0.4g
【白木屋】海藻サラダおすすめ48 kcal2.0g0.6g8.8g
【笑笑】だし巻き卵132 kcal10.4g8.8g2.6g

※栄養成分は参考値です。各チェーンの公式サイトで最新情報をご確認ください。

飲み会1回のカロリーシミュレーション

「何も考えずに飲む場合」と「テクニックを実践した場合」で、カロリーがどれだけ変わるか比較してみましょう。

項目無意識プランダイエットプラン
お酒ビール5杯(725kcal)ビール1杯+ハイボール3杯(355kcal)
おつまみ1唐揚げ(380kcal)枝豆(135kcal)
おつまみ2フライドポテト(420kcal)刺身盛り(180kcal)
おつまみ3ピザ1/2枚(550kcal)焼き鳥3本・塩(240kcal)
おつまみ4焼きそば(480kcal)冷奴(80kcal)
シメラーメン(500kcal)なし(0kcal)
★ 合計3,055 kcal990 kcal

なんと差は2,065kcal。ダイエットプランなら飲み会1回のカロリーを1,000kcal以下に抑えられます。これは「飲み会で何も食べない」のではなく、「選び方を変える」だけで達成できる数字です。

友人同士で乾杯しながら楽しく飲み会を過ごす様子

まとめ

飲み会はダイエット中でも完全に避ける必要はありません。お酒とおつまみの選び方を変えるだけで、カロリーを大幅に抑えられます。

  • お酒はハイボール(70kcal/杯)をベースに。生ビールは最初の1杯だけ
  • おつまみは枝豆・刺身・焼き鳥(塩)・冷奴を中心に注文
  • 唐揚げ・フライドポテト・ピザ・シメのラーメンは絶対NG
  • 飲み会前にプロテインと水500mlを摂取しておく
  • 飲み会中は「お酒1杯=お水1杯」ルールで飲みすぎ防止
  • 翌日は軽い食事+運動でリカバリー。1日かけてカロリー調整
  • テクニックを実践すれば、飲み会のカロリーを3,000kcal→1,000kcal以下に

大切なのは「完璧を目指さない」こと。飲み会はコミュニケーションの場でもあります。ストイックになりすぎず、7割くらいの意識で実践するだけでも、飲み会の度にリバウンドする悪循環から抜け出せるはずです。

※栄養成分は一般的な居酒屋メニューの参考値です。店舗により異なる場合があります。

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